ZAF2023 各実行役からの挨拶

実行委員長挨拶

今年は、逗子市内でも、4年振りにイベントが盛り上がっています。ZAF(逗子アートフェステバル)は、コロナ禍でも、オンラインなど工夫し、休むことなく継続してきました。今年のZAF2023は何の制限もないトリエンナーレが開催出来ることに大変感謝しています。旧逗子高等高校、逗子医療センターなどの展示会場を中心に、逗子市内いろいろなところで、全部で約40企画が参加しています。ぜひ、市内外より、大勢のお客さまがおいでになることを楽しみしております。

逗子アートフェスティバル 実行委員長 菊池 尚

プロデューサー挨拶

10年に渡り、逗子市総合計画「共に学び、共に育つ、共育(トモイク)」を基本コンセプトとして逗子市に関わってきました。2017年、市の財政破綻を契機に行政を頼りにするのではなく世代を超えて市民が自律的にまちをデザインする事ができたらまちの持続可能性は高くなる…。そんな思いで市民と行政の協働でフェスを続けてきたところ少子高齢化率が県下で2番目に高かった逗子が住み続けたいまちランキング2位、まちの幸福度ランキング3位になりました。

アートは作品そのもの以上にその背景にある文脈が大切だと思っています。プロデュースしてきたのは作品やイベント以上にまちの人と人との文脈を紡ぐことだったと思います。まちの人々の思いや実現したいことを紡ぐことでまちのコミュニティーが醸成されまちの持続可能性につながっていく。逗子市はアートを通じて内発的にまちの豊かさを作るロールモデルになっていると感じています。

逗子アートフェスティバル プロデューサー 柴田”shiba”雄一郎

逗子市長挨拶

2013年から毎年開催している逗子アートフェスティバルですが、この間様々な困難がありながら、続けることに意味があると、形を変えて継続してきました。

特に、2018年には市の財政支援がないなか、ZAFの継続を求める市民を中心に「逗子アートネットワーク(ZAN)」が発足しました。2020年からのコロナ禍では、開催を諦める声もありましたが、そんな時こそ地域や人とアートの力でつながりたいと、オンラインを活用しながら継続してきました。
11回目を迎える今年は、3年に一度規模を拡大するトリエンナーレとして開催します。

昨年まで「生活とアートと」をテーマに、逗子のまちに根付くことを目指してきたZAFは、今年「アートのよはく」をテーマとし、訪れた人に自由に作品やまち・人に思いを馳せてほしい、そんな思いをもって市内各所で開催します。
逗子にゆかりのある作品をはじめ、逗子から世界に発信するアートをご覧いただき、ZAFを通じて逗子の魅力を感じていただけることを期待しています。

新たなステージに向かうZAF2023に、ぜひお越しください。

逗子市長 桐ケ谷覚

ZAN共同代表挨拶

今年は3年に一度のトリエンナーレ年。
前回のトリエンナーレはコロナ禍の為、オンラインの企画や人数制限などで、沢山の方に逗子でアートを楽しんでいただく機会でしたが、思うように開催はできませんでした。

しかし、コロナ禍でも続けていた事で、逗子市のシティープロモーションとして掲げていた 「アートをハブとした、まちづくりを通して自立した地域コミュニティを形成する為のイベント」が失われることなく、持続可能な関わりがより深くなったと感じています。

ここ数年で逗子に移住された方や昔から逗子を愛して住み続ける皆様に、よりまち中で身近なアートとなる為「アートのよはく」を新しいテーマとして逗子アートフェスティバルは次のステージへ進みます。

逗子アートネットワーク 共同代表
長島 源・中島 文子・たかけろ

(左から)長島 源・中島 文子・たかけろ Photo 毒虫プロダクション

過去の逗子アートフェスティバル

過去のフェスティバル
* 逗子アートフェスティバル2018 * 逗子アートフェスティバル2019 * 逗子アートフェスティバル2020 * 逗子アートフェスティバル2021 * 逗子アートフェスティバル2022