宮田涼介(音楽)、竹本英樹(映像・写真)によるインスタレーション作品。
風情ある逗子海岸にも目を凝らすと漂着プラ等が見られる。行き場を失った彼等の声に耳を傾けよう。

期間:10月18日(金)~27日(日)
時間:11:00~20:00 ※18日のみ17:00からとなります。
場所:ZAF2019メイン会場(JR逗子駅前スーパースズキヤ2階ニュー松屋跡地) 逗子市逗子1-4-1
料金:無料

企画説明
逗子海岸は、穏やかな波と山間の緑に囲われ、遠く水平線に浮かぶ江ノ島を望む情趣ある風景が広がる。早朝のラジオ体操に勤しむ人々、SUPなどのマリンスポーツ、ビーチヨガに励む人々など、住民らを繋ぐ文化の場として未来永劫在り続けるに違いない。

しかし、砂浜を注意深く見渡すと、意外にも廃棄物や漂着プラ、ロープ、BBQの跡と思しき木炭、花火の残骸なども見受けらるもので、ビーチクリーンに努める人々の手によって美しい海の風景が守られているという側面も忘れてはならないだろう。

今回、逗子海岸×ビーチクリーンに焦点を当て、アートによる環境問題へのアプローチを追求すべく、音・映像・写真によるインスタレーションを制作した。

企画趣旨
「捨てられたもの達の声」
それは行き場を失くし砂浜に佇む者達の呟き、嘆き、或いは叫びというべきか。感性の全てを研ぎ澄ませ、彼等の発する「声」に耳を傾けてみてください。

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竹本英樹、宮田涼介
竹本英樹 (写真左)

北海道・札幌市出身の写真家。
独学で写真を学び2006年に札幌でキャリアをスタート。
8mmフィルムで撮影を行うシリーズ「意識の素粒子」を国内外で発表 し、2013年にはレビュー・サンタフェ(アメリカ)に招待された。
2018年より活動拠点を鎌倉に移し、撮影活動を継続している。

主な受賞
2018 Moscow International Foto Awards(ロシア)
 2014 Shasin Book Award(フランス)
 2008 Photolucida(アメリカ) 2007 Diesel New Art (イタリア) ほか

主な展示
2019 YPF EXHIBITION (アルル) 
2018 Gallery Sou (札幌)
 2017 Wonder Foto Day (台北)
 2016 Our Art Shopping ほか

意識の素粒子 (2014年)
https://www.shashasha.co/jp/book/elementary-particle-of-the-consciousness
Web:http://www.hidekitakemoto.com/

宮田涼介 (写真右)

東京都出身。2017年末より神奈川県に移住。

環境音楽等の楽曲制作を行う。ロックバンド「かろうじて人間」のギター担当。
2011年よりネットレーベルで活動を開始し、2013年に初のCD作品となる 「Visionary」を発売。以降、国内外でアルバムを発表する傍ら、カフェや個展、CMなどのBGM を制作。

受賞歴・経歴
Akira Kosemura 「虹の彼方へ」リミックスコンテスト優秀賞、
Green on Peace Cafe&Bar (カンボジア)店内BGM制作
Wavetale様 個展「波展Atlantis 海と時」会場BGM制作、
株式会社BOSTON 「The Little Red Racing Car」コマーシャルBGM担当ほか

Web:http://ryosuke-miyata.com/