アートフォリオ展
「アートフォリオ展」は、逗子のアーティストの発掘・紹介・育成を目指しています。「アートフォリオ」とはアート+ポートフォリオ(実績をアピールするための作品集)を意味し、選考により選ばれたアーティストの作品を展示します。逗子にゆかりのあるアーティストの登竜門的な展示を目指します。

開催日時:2018年10月12日(金)・13日(土)・14日(日)・16日(火)・18日(木)・20日(土)・21日(日) 11:00 ~17:00
場所:逗子会館(逗子市逗子5-4-33)
料金:無料

アートフォリオ
【1、2】佐々木建蔵芸術文化財団 『Suffocation (窒息) Vol.1,Vol.2』
「空気」を可視化する装置としての部屋を表現したインスタレーション。心因性の呼吸困難から逃れるために空気を可視化したとされる。
佐々木建蔵芸術文化財団:1991年インドで消息を絶った孤高の芸術家 佐々木建蔵の作品を後世に残すために設立。

【3】熊澤桂子 『Funny Carrot』
ニンジンはどれも同じような形だと思っていましたが、収穫作業を初めて手伝った時にそれは違うということを知りました。
その造形は私にとって非常に興味深く、畑に捨てることが出来ずに頂いて帰りました。
この自然の造形美を一人でも多くの人に見てもらいたいという思いが、ガラスの変形にんじんの誕生のきっかけになりました。
(制作年)2009〜2018年(素材) ガラス、鏡、LED

【4】宮地淳子+shiba 『kaleidomovie』
ミラーボーラーとのワークショップで製作した万華鏡を映像化した作品。サウンドトラックもオリジナルの音源となる。

【5】Monyomonyo 『MoNyoMoNyo教』
神様の世界にも、おっちょこちょいや、心配性、お調子者、いばりんぼ、様々いらっしゃいます。
そんな神様たちを祀ります。ぜひのんびりお参り(鑑賞)ください。
そして叶わなくてもいいくらいの願い事をしてみてください。壺もあります。

【6】小林武人 『ASURA -アスラ-』2017 『薬師如来』2015
『ASURA -アスラ-』2017、漆仕上げ:伊良原満美 ポリアミド(3Dプリント)、漆 
縄文に端を発したアニミズムの精神が、日本文化の底流を流れ続け、仏教そして現代のサブカルチャにまで影響を与え/習合してきたということを“カタチ”で表した“文化の曼荼羅”。仕上げは漆アーティスト伊良原満美。木から生まれた自然の素材を使うことにより、テクノロジーによって生み出された樹脂素材に“生命のレイヤー”を備えさせ、像に魂を吹き込んでいる。
『薬師如来』2015 ポリアミド(3Dプリント)、ウレタン塗装
仏像/神像などの八百万の神々をコンテポラリーな視点からリ・デザインしていくYAOYOROZプロジェクトの第壱號作品。仏像をベースにしながらも、パーツデザインの要所々々でアニメ、マンガ等のサブカルチャ・デザインのトレンドにも言及している。日本図学会モデリングコンテスト入賞作品。

【7】@midnight_zushi 『midnight_zushi』
「真夜中の逗子に生息するInstagramアカウント」というコンセプトで、逗子市内の深夜の風景を不定期でInstagramに投稿しています。普段みなさんが見慣れている日中の逗子の街なみも、誰もいない深夜になると独特の空気をまとった別世界に変わったように私は感じるのです。毎晩繰り返されながらも誰にも気づかれない、静寂の時間帯が持つ不思議な魅力を感じて頂けたら幸いです。

【8】とうだて@MOKU 『素人がDIYで作った家具をガチで量産してみた。』
経験ゼロのサラリーマンが、自分用に作った小さな木製家具。
これを設計・量産して世界中で販売するまでを、製造工程を中心に紹介します。
作品や材料の展示もあるので、実際に手にとって触ることができます。

【9】加藤木 辰夫 『自分だけのテーブルと椅子』
仕事が終わって最初の一杯。
家事がひと段落した時の一杯。
こんな時いつもそばにあるテーブルと椅子。使う程に味わいが増します。
桜山の廃工場をリノベーションした、アーティストやクリエイターのための「桜山シェアアトリエ」メンバー。今年9月には、「桜山シェアアトリエ」はまちづくり参加型クラウドファンディング「ハロー!RENOVATION」にて資金調達を達成。アーティスト&クリエイターが育つ場を目指し運営していきます!

【10】矢部基子 『Easy Dress』
針も糸も鋏も使わないドレス。一枚の布地からつくり、一枚の布地に戻します。若い頃に戦争や様々な事情でウェディングドレスを着ることが叶わなかったお年寄りの方に着て欲しい。若い方にとっても、結婚式ってとっても高い。このドレスなら、とてもリーズナブルにウェディングドレスが楽しめます。
今年で75歳。100歳で花を咲かせたい。

【11】山下庸介 『natural inspiration』
全ての作品に通じる共通点は、自然をテーマに描いていると思います。
森羅万象からインスピレーションを受けて、直感的に形へ落とし込もうとしているかもしれません。

【12】nola books 『かならず2人でよむ絵本「めにうつるのは」ができるまで』
「あれ?わたしがいる!」親子でゴロゴロしていたときに、2歳の娘が発見したこと。こんな小さな発見なのに、知るだけで心があったかくなる。この発見を、かならず2人でよむ絵本「めにうつるのは」でおすそわけ。
※会場では完成した絵本だけでなく、イラストをお願いしたなるせ りきさんのラフ画や下絵などを展示します。身近な絵本というアート作品ができあがっていく様子を感じていただければ幸いです。