逗子在住の現代アートコレクターによる、国内外で活躍する気鋭の作家の現代美術映像作品の上映会。国内外の主要美術館で上映された作家の選りすぐり代表的作品ばかり。現代美術の映像作品を俯瞰できる必見の上映会。

展示
📆 2023年10月7日(土)~9日(月祝)、13日(金)~15日(日)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)
🕰️ 11:00〜16:00
📍 逗子医療センター
👛 料金:無料
🗺️ 神奈川県逗子市逗子5-9-21
🚶 京浜急行「逗子・葉山」駅南口より徒歩1分/ JR 「逗子」駅より徒歩7分
💻 https://fukuihiroko.com/zushi_iryo_center_zaf2023/
※予約不要、当日直接会場へお越しください。

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Chim↑Pom from Smappa!Group
卯城竜太・林靖高・エリイ・岡田将孝・稲岡求・水野俊紀により、2005年に東京で結成されたアーティストコレクティブ。時代のリアルを追究し、現代社会に全力で介入したクリティカルな作品を次々と発表。世界中の展覧会に参加するだけでなく、独自でもさまざまなプロジェクトを展開する。
広島や福島などの被曝のクロニクルに対し、様々な当事者意識でリアクションをし、メディアを巻き込んだ議論を続発。 帰還困難区域内では、封鎖が解除されるまで「観に行くことができない」長期にわたる国際展「Don’t Follow the Wind」の発案と立ち上げを行い、作家としても参加、2015年にオープンし、いまも開催中。
2016-17年、「境界線」の機能と個の自由や関わりをテーマに、メキシコとアメリカの「壁」にアプローチ、国境沿いに「U.S.A. Visitor Center」としてのツリーハウスを建設。移民や国境問題に介入。また結成当初より、「個と公」を表象した「都市論」をテーマに、さまざまなプロジェクトを公共圏で展開。毒に耐性を持つネズミを捕獲する「スーパーラット」(2006-)、上空にカラスを集めて誘導する「BLACK OF DEATH」(2008, 2013)、メンバーのエリイの結婚式をデモとして路上で行った「LOVE IS OVER」(2014) などの他、自らのアーティストラン・スペースに公共のあり方を実践する「道」自体を敷地内に取り込んだ「Chim↑Pom通り」(2016-)など、ストリートの可能性を拡張してきた。
2017年、台湾で開催されたアジアン・アート・ビエンナーレでは、公道から美術館内にかけて、200mの道「Chim↑Pom Street」を敷き、公私を超えた独自のレギュレーションを公布、ブロックパーティやデモの場となり、伝説となる。
2018年には、東京オリンピックに伴う再開発の中で、建て壊される直前の歌舞伎町のビルで制作したプロジェクト「にんげんレストラン」を発表。様々な人々と場所性が混じり合うライブなアートイベントとして、社会にスポンティニアスな生き方を提示し、大きな影響を与えた。
ほかにも大量消費・大量廃棄による環境問題や、メンバーの人生自体をテーマにした作品などにも取り組んできた。多くのプロジェクトを一過性のものとして消費せず/させず、書籍の刊行などによって議論の場やアーカイブを独自に創出。膨大なニュースの中で埋もれそうになってしまう事象への警鐘として、プロジェクトをさまざまな形に変容させながら継続している。
また同時代を生きる他のアーティストたちや様々なジャンルの展覧会やイベントの企画など、キュレーションも積極的に行い、アーティストの在り方だけでなく「周縁」の状況を変容、拡大させている。
そのプロジェクトベースの作品は、日本の美術館だけでなくグッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどにコレクションされ、アジアを代表するコレクティブとして時代を切り開く活動を展開中。
2022年4月Chim↑PomからChim↑Pom from Smappa!Groupへ改名。
主な個展:
“いつのことだか思いだしてごらん” 無人島プロダクション, 東京, 2022
“Chim↑Pom from Smappa!Group” ANOMALY, 東京, 2022
“Chim↑Pom展:ハッピースプリング” 森美術館, 東京, 2022
“Threat of Peace,” Art In General, ニューヨーク, 2019
“Grand Open,” ANOMALY, 東京, 2018
“Non Burnable,” Dallas Contemporary, ダラス, 2017
“The other side,” 無人島プロダクション, 東京, 2017
“また明日も観てくれるかな?,” 歌舞伎町振興組合ビル, 東京, 2016
“SUPER RAT,” Saatchi Gallery, ロンドン, 2015
“広島!!!!!” 旧日本銀行広島支店, 広島, 2013“Chim↑Pom,” Parco Museum, 東京, 2012
“Chim↑Pom,” MoMA PS1, ニューヨーク, 2011
“Real Times,” 無人島プロダクション, 東京, 2011
主なグループ展:
“A Drunk Pandemic”, Manchester International Festival, 2019“Negotiating the Future: 2017
Asian Art Biennale,” 台中, 2017
“Biennale de Lyon 2017,
” リヨン, 2017
“第20回横浜トリエンナーレ2017 (Don’t Follow the Wind),” 横浜, 2017
“第20回シドニービエンナーレ (Don’t Follow the Wind),” Carriageworks,シドニー, 2016
“釜山ビエンナーレ2016,” Busan Museum of Art, 釜山, 2016
“Don’t Follow the Wind” 東京電力福島第一原発の事故に伴う帰還困難区域内, 福島, 2015
“Zero Tolerance,” MoMA PS1, ニューヨーク, 2014
“第9回上海ビエンナーレ – REACTIVATION,” 上海現代美術館, 上海, 2012
“第29回サンパウロビエンナーレl – There is always a cup of sea to sail in” Ciccillo Matarazzo Pavillion, Ibirapuera Park, サンパウロ, 2010
著作に『We Don’t Know God』(ユナイテッド・ヴァガボンズ、2018)、『都市は人なり 「Sukurappu ando Birudo プロジェクト」全記録』(LIXIL出版、2017)、『Don’t Follow the Wind: 展覧会公式カタログ2015』(河出書房新社、2015)、『エリイはいつも気持ち悪い エリイ写真集 produced by Chim↑Pom』(朝日出版社、 2014)、『SUPER RAT』(パルコ、2012)、『芸術実行犯』(朝日出版社、 2012)、『Chim↑Pomチンポム作品集』(河出書房新社、2010)、『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』(阿部謙一との共編著、無人島プロダクション、2009)、がある。
Instagram:@chimpomfromsmappagroup

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